空家となっていた社会保険事務所の土地・建物をクライアントが購入されたことに伴い、専修学校に用途変更した施設。
外壁・屋上の防水改修、外装の吹替、内装・トイレの全面改修、空調・照明等設備機器の全面改修、屋外のスロープ設置など、構造躯体を除いて全面的に改修した。 生活空間に相応しい、温かみが感じられる学校にしたいとの要望に応えて内部は木調とした。 元の建物は使われなくなって久しかったため廃墟のようになっていたが、短期間の工事により見違えるように再生した。
1階講堂はクライアントの方針により地域集会にも利用されることが想定されており、立地する西宮津門地域にとっても有意義な施設になることが期待されるところである。 |