兵庫県内の本庁舎・地方庁舎を含む31庁舎のユニバーサルデザイン化を目的とした改修設計。 並行して策定した「ユニバーサルデザイン標準仕様書(庁舎改修編)」に基づいて、主要な案内板、庁舎内のサイン、屋外・庁舎内の視覚障害者誘導用ブロック、階段の手摺、オストメイトトイレ、おむつ交換台を整備した。本庁舎の主要建物については音声案内を整備した。 本庁舎の主要な案内板は4カ国語表記を行った。地方庁舎については、1階に案内所や事務室を持たない事例が多いため、インターホン設置を提案した。また地方庁舎のアプローチ形状は様々であり、視覚障害者誘導用ブロックの敷設形態については、状況に応じてバリエーションを考えた。
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