兵庫県営住宅において、片廊下型板状高層住棟の耐震改修をPC外付けフレーム工法によってモデル的に実現化した最初の事例である。
PC外付けフレーム工法の利点として、外部補強であるため住戸数を減らすことがないこと、施工がすべて外部であるため住民が日常生活を送りながら耐震補強工事が可能であること、採光・通風等既存建物の基本的な性能を低下させずに工事が可能であることなどが挙げられる。
また入居者の移転補償が不要となり、この面でのコスト・手間が削減できることもメリットである。
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