本施設は、独立行政法人 産業技術研究所 関西センターの実験棟である。
本施設は、昭和56年以前に建てられた建物で、現行基準の構造強度が不足していたため、耐震補強を行った。
耐震補強の工法は、主として桁行方向は既存の構造が壁梁であったため、窓枠内に鉄骨ブレースを配置し、補強を行った。
また耐震補強に併せて、エレベーターの新設他、外装・内装の全面的な改修を実施した。
研究施設の将来対応のため、外壁サッシには配管の貫通が可能となるように、アルミパネルをはめ込み配管孔を設置した。
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