「浜甲子園団地配置建物設計ケーススタディ」の全体配置に対し、もう一つ小さなスケールで人間の目線の高さからのケーススタディを通じて、より密度の濃い、<空間・生活のイメージ>を提示することを目的としたモデル街区の設計試案。 「分節化した住棟によって、多様な空間・景観をつくりだす」「場所毎の空間イメージを積み上げ、全体を構成する」「住まい手の生活の場をきめ細かくつくりだす」というコンセプトのもとに<空間・生活イメージ>を具体的に提示した。 特に、いえ(住戸)→みち(住棟廊下)→ひろば(コモン)→まちへと、住まい手の生活感が連続的に滲み出すよう、諸要素相互の関係性に配慮し、街区全体を構成することに力点を置いた。
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