瓦林城最後の城主瓦林三河守によって元亀元年(1570年)に開基創建された浄土寺総本山知恩院の末寺。四百数十年にわたり地域の信仰の中心となり地元住民により護寺されてきたが、平成七年阪神・淡路大震災により倒壊したため、享保七年(1722年)以来282年ぶりに二度目の再建となった。 新本堂の構造は、1階は鉄筋コンクリート造、2階は鉄骨造としているが、全体としては木造をイメージさせるデザインとした。 1階は法事の際の檀信徒の方の控室、多目的に使用できるホールと納骨堂を配し、2階は極楽寺本来の諸法事を行う本堂を配した。
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