隣接する5号棟と同規模の敷地に1.5倍の住戸数を建設するにあたり、建替え後も残る5号棟や周辺の住宅市街地との関係をいかに図るかを計画主題と考えた。 具体には、隣接する5号棟の4階建のスケール感を連続させ、5号棟との調和を図った。また5階以上はペントハウス的な扱いとし、異なった色調を用いた。 また4階の高さは、周辺の戸建住宅と高層分譲住宅との中間スケールであり、この住宅ができることによって周辺景観を繋ぐ役割を担うことを期待した。 また建物の色調は、既存棟や周囲の建物との景観的調和に配慮し、アースカラー系の色調を基調とした。 |