神戸芸術工科大学准教授藤山哲朗氏とのコラボレーションで基本設計と現場監修を行った。 デザイン面の構想を藤山准教授が提出され、技術面を当社がサポートした。また実施設計と施工は鹿島建設が担当した。全学科共有の工房を1階に、大学院の共同研究室と芸術工学研究所を2階にレイアウトした。 大学の全体配置との関係において、建物配置を45度振った大学院棟とひな壇造成地盤に平行配置された他棟を繋ぐため、この建物には22.5度の壁を挿入した。 建物の色調は大学の基調であるモノトーンを継承すると共に、土肥博至学長(当時)の意向により、妻壁にアクセントカラー(オレンジ)を配した。
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