地域で生活する障害者に対する相談・情報提供サービスや児童デイサービス(障害のある児童を学校と連携して預かる)を行う公共施設である。 周囲に山や緑など恵まれた自然環境をもつ場所に木造平屋建ての施設として計画された。 屋根については周囲の自然環境との調和を考えて勾配屋根とすると共に、同じ街区に隣接して建てられた木造の公営戸建集合住宅地との景観的調和を獲得するため、明石瓦を用いた。 安心・安全で住宅の延長のような室内環境を創出することをめざして、施設内は全てバリアフリー、障害者が使う室の扉は全て引戸とし、内装には木材を多用した。なお構造材の松、内装材の杉共に、県内産の木材を使用している。
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