田園地帯の真ん中にこれからの工場のあり方を示すモデルとして、清潔なオフィス群のように(=工場らしくない)緑になじむ景観を保つように計画した。 アプローチ道路を除き、天然芝を貼りめぐらせることにより、周囲の田園風景との調和を図った。道路から建物をセットバックさせ、アプローチ廻りにゆとりをもたせた。敷地を有効利用すると共に、建築形態を極力低く抑え、平屋建てを基本とした。 色調は、この場所の特質である「緑」に最もなじむと思われる「白」を基調とし、クライアントのシンボルカラーである「ブルー」とのコントラストをはかった。
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