尼崎地区(テクノ)共同利用建物

 

尼崎市の「新しい工業都市構想」に基づき、「公害の街・尼崎」というダーティーイメージからクリーンイメージの工業都市への転換を図るという考え方の中で、産業及び都市の活性化を期待したモデル事業として計画された工業団地。

尼崎市及び、近隣に散在する中小のマイクロコンピューター関連企業13社がその対象となっている。

建築物の色調および材料・道路面の緑地幅・出入口幅・門のデザイン等の統一、団地の核としての共同施設の設置等、工業団地全体の調和を図りつつ、企業イメージ、規模、必要機能等、差異化を求められる要素の調整を図り、各企業の要求を満たしながら、従来の工業団地とは一線を画したオフィスビル街風の清潔な景観を獲得している。



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