資材卸売商社の倉庫兼営業所としての建物です。 3方道路に囲まれた使い勝手の良い敷地で、搬出入車両等の比較的容易な動線が確保できますが、敷地の奥行きが狭いため、1階の柱を後退させて、寄付きを設けました。そのために外観のプロポーションにおいて2階部分が頭でっかちに見えがちになることに対し、出隅部に窓を設け、庇を出すことで、バランスをとるよう配慮しました。 フラットルーフの横線、スチールの庇、縦リブ鋼板の外壁に、縦長窓とガラスブロックの組み合わせ等により、クライアントの望む「軽快な感じ」を創出しました。 |